鱧すりみ

 

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上ノ加江漁港では、昔から鱧がよく水揚げされます。

2代目店主だった父が京都へ陸送していた頃は、

本当に盛んだったそうです。

その後、岡岩商店がうるめの丸干しや干物作りに力を入れ始めたことも有り、

鱧よりも買い取り価格の高い魚種の漁が盛んになり、

しばらくの間、

上ノ加江漁港では、鱧の水揚げがほとんどありませんでした。

捕らなければ、大きく成長するようで、

脂ののった大きな鱧がうじょうじょ、

上ノ加江の沖であがるものの、

あまり大事にされない日々が続いていたようです。

鱧をさばくにも技術がいるので、難しかったようです。

それが、数年前。

漁師のおんちゃん達から

鱧を買ってもらえないかと相談があった時期に

ちょうど、孫が食物アレルギーと判明。

食物アレルギーで卵が食べられず、

すりみやちくわなど練り製品が食べられなかった孫のために

2代目が鱧のすりみを開発始め、

またまた上ノ加江と久礼での鱧漁が再会しました。

昼夜問わず、開発し続け、できあがったのが

この鱧のすりみです。

他の魚を混ぜれば簡単に、

安くできるのですが、

「かまぼこのように、真っ白いきれいなすりみを、オラは作りたい!」と

鱧100%にこだわっていました。

「上ノ加江の漁師から、鱧を買いたい」とも。

そして、魚の旨さを引き出すためと

からだのことも考えて

砂糖も不使用。

これが一番大変だったようです。

練り物には、ほとんどの商品に砂糖が添加されています。

それは、やわらかくふわふわにするためと、

冷凍し解凍しても、その滑らかさを再現するためだそうです。

で、来る日も、来る日もボソボソのすり身ができあがるばかり。

いろんな方から「砂糖なしのすりみなんて、できない」

「砂糖を添加せんと、おいしくない」と言われ続けていましたが

「絶対、うまいもんができる」と、

研究熱心な2代目は、

来る日も来る日も

鱧で砂糖を添加しないすりみを作り続けていました。

もちろん、来る日も来る日も試食の毎日。

そして、来る日も来る日も持ち帰ってきては家族に試食させていました。

そして、ついに完成!!!

砂糖を含まない、

おいしい鱧100%のすりみでした。

つみれとは違う、

ぷりっぷりっの食感のとても美味なすりみ。

真っ白く、きれいで、魚本来の味がしっかりと味わえるすりみ。

「ボソボソしかできない」、

「砂糖を添加しないと、すりみ作りは無理やし、おいしくない」

と言ってた、皆さんもうなってくれました(^_^)

魚の味がしっかりする、

上ノ加江の漁師の生活を支え、

卵アレルギーの子も一緒に食べられる

鱧100%のすりみ、誕生話でした~。

ちなみに、鱧のほか、

天日塩、北海道の契約栽培をされた馬鈴薯澱粉が含まれています。

 

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